デグーを飼うと決めたらまず一番最初に考えなければいけないのが、住むところになるケージですよね!ちゃんとデグーの体質や特徴に合わせて選んであげることが大切です。
ここではおすすめのケージとその理由を詳しく解説するので、是非参考にしてくださいね♪
もくじ
ベビーデグーと大人デグーでケージを分ける!
ここでいうベビーデグーとは、大体生後3ヵ月ぐらいまでのことを表しています。ペットショップで販売しているデグーはお母さんから離れて間もない生後3ヵ月に満たないデグーが多くいます。
またデグーを飼い始める際は、早いときから飼い始めた方が飼い主になつく確率も遥かに高いので、是非ベビーからの育成をおすすめします。
ベビーと大人で体の丈夫さが違う
何故ケージを分ける必要があるかというと、なんといっても身体の丈夫さが違います。ベビーは体調管理がとてもデリケートで、快適な温度は20~25度ぐらい、そしてとにかく湿度に気を付けることが大事です。
大人用の金網ケージではほぼ風が直接流れ込んでくるので保湿がしづらいというのが難点です。
金網で飼育するイメージがあるけど…?
デグーは金網で飼育されている画像や動画も多いので、それさえ用意すれば大丈夫と思っている人も多いようです。しかし、上にも書いたとおりベビーには保湿が必要です。また、足腰が大人に比べて弱くジャンプ力も低いため高さのあるケージである必要性がないのです。
そこでベビーデグーが大人になるまでは、保湿のしやすい水槽や、アクリル、プラスチックのケージを使用するのがベストです♪
ベビーデグーにおすすめのケージは?
それでは実際にベビーをお迎えするにはどんなケージを用意すれば良いのでしょうか?私は過去の経験から、「ルーミィ」というケージを愛用しています♪
初心者の方にも優しく、とてもベビーデグーに合った構造なのです!これがなんと…デグー用ではなく、ハムスター用のケージなのです笑
ルーミィがおすすめの理由
ハムスター用のケージだったら他にも沢山あるのでは?と思うかもしれません。もちろんその通りなのですが…。
何故これがおすすめかと言いますと、ハムスター用のケージだとしてもとても優秀だからなのです笑 いくつかポイントを挙げてみると…
- 保湿も出来て、ケージのサイズもぴったり
保湿性能に優れ、高さを必要としないベビーに狭すぎず広すぎずぴったりサイズなんです。 - 追加で購入するアイテムがいらない
エサや床材は別として、餌入れや水を入れる容器が既にセットです。 - 丁度いいサイズの回し車もセット
ベビーでも運動が出来る環境があると良いのですが、大人用では大きすぎます。こちらは丁度良いサイズが既に付いています! - 大人になっても使い道は沢山
これが実は嬉しいのです。私は砂を敷いて、掃除のときにこちらに入れると喜んで砂浴びをしています♪ 移動用としても使えるし本当に便利! - 値段がお手頃♪
4,000円ちょっとですべて揃っちゃうんです。
ルーミィの中身を詳しくご紹介♪
さて、実際何が良いのかはなんとなく分かっていただけたと思いますが、もう少し細かく内容を説明しますね♪
寝るところ
まずは寝るところ・休む場所がなければお話になりません。まぁどこで寝るかはデグーの勝手なのですが(笑) 寝る場所に適した場所を用意してあげましょう♪ポイントは、仕切られた場所と柔らかい敷布団です。
敷布団は柔らかいチモシーでも良いですし、よくある床材でも問題ありません。※ルーミィはハムスター用のケージなので、左の画像はハムスターです(笑)
エサ・水を与えるところ
続いてはエサをあげる場所です。ルーミィでは最初からエサを入れる容器が付いています。また、飲み水を入れる容器も付いています。こちらも簡単にお手入れが出来るのでとても便利です。
運動するところ
こちらは皆さんご存知、回し車です!ハムスターなどと一緒で、デグーも回し車を使うのが大好きです。このサイズだと大人デグーでは小さくて使えないのですが、ベビーには安全で丁度良いサイズなのです。
これも最初からセットで付いているので安心♪ 初めておそるおそる使う瞬間を見るのはとても可愛いですよ^^
ルーミィの良さが伝われば嬉しいです♪
私は最初ベビーを飼うとき、水槽を買って、色々自作でレイアウトを組んでいたのですが、初心者の自分にはとっても大変でしたTT ※水槽って重いので移動も大変!
もちろん慣れてきたらその方が自由で色々なレイアウトに出来るので楽しいと思います。
初心者の方やまだ慣れていない方は、まずは全て揃ってる便利なケージでベビーデグーの飼育を楽しんでくれたらな~と思います♪
大人デグーにおすすめのケージ
生後3ヶ月ぐらいを超えてくると、デグー特有の足の強さを活かしたジャンプが得意になってきて、狭いケージではストレスが溜まるようになってきます。ルーミィの回し車も窮屈で使えなくなってきますので、ついに金網ケージにお引越しです!
初心者の入門に間違いなし!「イージーホーム40 ハイ」
初心者の方は迷わずこのイージーホーム ハイ40を選ぶことをお勧めします。デグー1~2匹を飼うのに広すぎず狭すぎずといった丁度いいサイズ感や高さが絶妙なバランスです!
私も昔からこちらを愛用していますが、使いやすくてカスタマイズもしやすく、掃除もしやすいので現状もこちらを使い続けています^^
高さがあってレイアウトが楽しい!「快適ロングハウス」
縦横無尽に動き回るのデグーを見ていると、レイアウトをどんどん凝りたくなってくるもの。。そんなとき、やっぱりジャンプが得意なデグーには、高さのあるケージだとレイアウト選びもとても楽しくなりますよね♪
この快適ロングハウスは3段組みなので、動き回りたいデグーにとっては嬉しいですね♪
3段組の割にお値段もかなりお得というのもポイント!
ケージの中をデグー好みにカスタマイズ!
高さのある金網ケージに変えれば、レイアウトは自分の好きなように配置することが出来てとても楽しいです♪
デグーの動きを見て、移動し辛そうであればすぐに配置を変えるなどして、最適なレイアウトを見つけちゃいましょう。
運動するところ
運動に必須アイテム! メタルサイレント
デグーは基本的に走り回る生き物なので、大人になっても必ずケージの中には回し車を用意してあげてください! 走れる環境がないとどんどんストレスがたまってしまいます。
プラスチック製の物や金属製の物がありますが、音が静かで多くのデグー愛好家の方が使われている「メタルサイレント」がオススメです。
こちらは網の下に引っ掛けるのはもちろん、側面にも引っ掛けることが出来る優れものです。しかし、丈夫ではあるのですがデグーの使う頻度もかなり高いので、長い間使ってると錆(さび)が出てきてキィキィいやな音が発生することがあります。それでも1年間で1台ぐらいは全然持つので、大した出費ではないですよね ^^
見た目も楽しい登り木もおすすめ
より自然っぽいレイアウトって憧れますよね。私が使ってるのはSANKOさんが出しているスパイラルパーチ。ぐねぐねしてる形で見た目もカッコよくて一目惚れして買ったのですが、ケージに入れて見るととてもいい感じに^^
ただ取り付ける場所がどこがベストなのか分からず、設置に時間がかかっちゃいました(笑)
デグーの昇降運動にとっても役立つので、これらのように高さを出すアイテムが一つあるととっても便利ですよ♪
長さの種類もいくつかあるのですが、上記の60cmのものがイージーホーム40にはぴったりです!
寝るところ
大人デグーもベビーデグー同様、柔らかい床材のベッドスペースと隠れられる場所が必要です。硬い床や明るい中ではぐっすり休めませんからね(^_^)
ハンモックタイプの物や、中に入ることのできる靴下タイプの物を設置してあげたり、床に柔らかいチモシーを敷いてあげるのも良いでしょう。もちろん、デグーも体温調節が必要なので夏場はハンモック、冬場は靴下タイプなど季節にあった寝床を設置してあげる必要があります。
寝床設置で一番気をつけていただきたいのが衛生面です。デグーはベッドであっても関係無しにおしっこやウンチをしてしまいます。簡単に掃除ができる環境の方がデグーにとっても、飼い主にとっても良いでしょう。
また、噛み癖のある子だと布製のベッドを1週間で破壊なんてことも…。破けた穴から落下してケガをしてしまう子もいるので、高い位置に設置する場合は気を付けましょう。
ハンモックタイプのものは正直そこそこの値段がする上に、デグーがすぐにボロボロにしてしまうことが多いので、300円均一のショップなどで布を購入して簡単に自作してしまうのをおすすめします。その方法などはまた別のページでそのうち説明しますね^^♪
ご飯を与えるところ
お水はベビーデグーの時期にも利用していたような給水ボトルを設置してあげます。中のお水は毎日取り替え、特に夏場はこまめに交換してあげましょう。
大人デグーになると力があるので餌の容器を落としたり、ひっくり返してしまう可能性があります。そのため、容器はケージに固定させられる物か、少し重さのある容器が良いでしょう。ケージの奥に設置してあげると安心して餌を食べることができますよ(^_^)
デグー専用というものは特にないので、ハムスター用の容器に重さがあって深さもある500円程度のもので十分でしょう。
主食のチモシーに関しては、おしっこがかかったチモシーの上を歩いたりすると衛生上良くない上に、病気の元にもなってしまうので、チモシー専用の入れ物にいれてあげるのをオススメします。